私たちについて
私たちについて
ポイエーシスは、現代社会における美の覚醒を目的とした文化運動です。伝統的な手工芸の装飾芸術の保存と再生を通して、工芸、空間、そして精神の間にある人間的な繋がりを再生することを目指しています。井波木彫職人との小さなコラボレーションから始まったこの活動は、美への偉大な回帰に身を捧げるアーティスト、研究者、そしてコミュニティからなる活気あるネットワークへと成長しました。
私たちのストーリー
ポイエーシスは、かつて文明に魂を与えた工芸と美的伝統という、世界の文化遺産の脆弱な現状を見つめ直すことから始まりました。富山県で井波木彫が発見されたことが、私たちの使命の始まりとなりました。それは、世界の生きた装飾芸術を保存し、称え、再生させることです。井波には、私たちは並外れた工芸だけでなく、美を手、素材、そして精神の本質的な調和として捉える、独自の視点も見出しました。
私たちのビジョン
私たちのビジョンはグローバルです。井波を起点に、Poiesisは絶滅の危機に瀕する世界の装飾芸術の生きたアーカイブを構築し、これらの伝統が単に記憶されるだけでなく、現代社会に積極的に再統合されることを目指しています。建築家、デザイナー、文化機関と連携し、大規模プロジェクト、公共建築、そして発展途上の都市に職人技を再び取り入れ、建築環境に人間的なタッチと美的意味を再び織り込むことを目指しています。保存という枠にとらわれず、私たちは美を幸福と認知の力と捉えています。神経美学の研究と連携し、装飾、形態、そして調和が人間の心と精神をどのように形作るのかをより深く理解していきます。巡回展、地域活動、異文化パートナーシップを通して、Poiesisは美の創造的、知的、そして精神的な側面を再び結びつける、新たなグローバルな対話を育むことを目指しています。井波の工房から世界中の都市へと、かつては切り離すことのできないもの、すなわち工芸、文化、そして人間が美を体験するものを復活させることが、私たちのビジョンです。
私たちの活動
Poiesis は、世界中の手作りの装飾芸術が活気に満ち、生き生きとしたものであり続けるよう、さまざまな分野で活動しています。
歴史的文書
私たちは、写真、映画、文章を通じて絶滅の危機に瀕した工芸品を記録し、アーカイブ化し、その知識を将来の世代のために保存しています。
文化交流
私たちは、伝統的な職人技と現代の観客を結びつける展示会、講演会、デモンストレーションを企画しています。
コミュニティ開発
私たちは地元の経済と徒弟制度を強化し、次世代の職人が技術を継承できるようにします。
委託とコラボレーション
ポイエーシスのすべての依頼は、過去と現在をつなぐ架け橋です。私たちは熟練の職人と直接協力し、何世紀にもわたる伝統を現代の空間に融合させたオーダーメイドの作品を制作しています。それぞれの依頼は、職人たちの生活を支え、職人の育成を支援し、そしてこれらの工芸を過去の遺物ではなく、生きた芸術として生き続けさせています。
美は生きなければならない
美はただ鑑賞されるだけでなく、生きるものでなければなりません。ポイエーシスを通して作品を制作することは、美への偉大な回帰に加わることです。現代生活のリズムに職人技を再び取り込み、私たちが暮らす空間に人間の温もりを呼び戻すのです。それぞれの彫刻は単なる装飾ではなく、継続の行為、つまり手と心と家との対話なのです。