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個人のご依頼

思い描くものを、かたちに

どのご依頼も対話から始まり、ほかのどこにもない一点の作品となって実を結びます。

Poiesisは、お客様と井波の彫刻師をおつなぎし、オリジナルの作品をともにつくり上げます。ご自宅のために、コレクションのために、あるいは大切な節目のために。

作業台で欄間を彫る彫刻師。材の傍らには和紙に描いた原寸下絵
一対の下絵の一枚目。月下の城、獅子のいる祭りの行列、神社の門一対の下絵の二枚目。石灯籠の立つ神社、老松、海
個人のご依頼による一対の欄間の原寸下絵。故郷を彫刻に込めたいという依頼主のために描かれた、名古屋の情景です。

制作の流れ

ご依頼から完成まで

井波の彫刻師は250年以上にわたり、注文を受けて彫刻を手がけてきました。はじめは寺社のために、そしてこの100年ほどは、個人の住まいをはじめとするさまざまな場のために。どのご依頼も、その作品を手にする方を中心に組み立てられます。彫刻師は丁寧な対話を重ねてお客様の思い描くものを引き出し、それを木に刻んでいきます。作品は一つひとつ異なるため、以下の五つの段階はあくまで目安で、ご依頼ごとに形を変えます。最初のご相談から作品がお手元に届く日まで、私たちはお客様と彫刻師のそばに付き添います。

これまでのご依頼から

名古屋出身の依頼主のために、故郷を彫った一対の欄間を。

漬物店のために、野菜の欄間を。

社名が「藤」の字で始まる会社のために、藤を。

菓子店のために、音の鳴る彫刻を。

井波の工房の前で話す二人の職人

01

ご相談

すべての作品はここから始まります。だからこそ、時間を惜しみません。出発点はどこからでもかまいません。お手元の絵からでも、作品を迎えたい部屋からでも、あるいは「こんなものがあれば」という漠然とした思いからでも。空間のこと、そこで過ごす人々のこと、そして作品に託したいもの――物語、記念すべき機会、お客様にとっての特別な意味――について、じっくりとお話を伺います。写真や寸法、着想のもとになるものがあれば、どうぞお寄せください。かたち、大きさ、木材、題材について何ができるのか、そしてそれにふさわしいご予算はどのくらいか、ご一緒に探っていきます。

井波の彫刻師、石原良定。

02

ご提案

作風がお客様のプロジェクトに最もふさわしい彫刻師に、伺った内容をすべてお伝えします。その考えをもとに、作品の内容、寸法と木材、担当する彫刻師、制作期間の目安、制作費をまとめた提案書をお作りします。契約書へのご署名と着手金のお支払いをもってご依頼が確定し、彫刻師が下絵に取りかかります。

工房での岩倉綾泉のポートレート
井波の彫刻師、岩倉綾泉。

03

下絵

まず、彫刻師が最初の下絵をお送りします。いただいたご意見をもとに、私たちが間に立ってお客様と彫刻師のやりとりを重ね、図案を練り上げていきます。やりとりの回数は、提案書で取り決めた範囲です。最終的な下絵をご承認いただいた時点で、彫りに入ります。

《日米の架け橋》のための最初のメモとスケッチ、そして下絵の素案。

寸法とモチーフの一覧を書き込んだ手書きのメモと、その下に描かれた構図のラフスケッチ 鉛筆の下絵。富士山、桜、ゴールデンゲートブリッジ、ホワイトハウス、鷲
題名と落款の入った、和紙の最終下絵

最終下絵

紙の上で承認を得てから、木に写されます。

三代南部白雲による《日米の架け橋》の最終下絵。和紙に描かれ、署名と2025年8月の日付が入っています。

04

彫刻

作品は、井波にある彫刻師の工房で、すべて手で彫られます。作業台に揃うノミは300本を超えます。制作の進行に合わせて写真と経過をお知らせし、制作期間の長いご依頼では少なくとも月に一度お送りします。

荒彫りの段階にある材の上に置かれた道具。木にはまだ下絵の線が残っています。

木塊の上に置かれた槌とノミ。最初の彫り跡のまわりに、下絵の線が木に写されている

荒彫りから仕上げまで

承認された下絵をもとに構図を材に写し、大まかな輪郭から最後の仕上げ面まで、段階を追って彫り進めます。ひと彫りひと彫りに、やり直しはききません。作品がかたちになっていくあいだ、お送りする写真でご覧いただくのは、次のような段階です。

松の枝を描いた長い和紙の下絵を、木材の上に広げる彫刻師
I · 転写承認された下絵を材の上に重ね、その線を木に写し取ります。
長い木材に、槌でノミを打ち込む彫刻師
II · 荒彫り木の大部分を彫り落とし、主要な形と奥行きを決めていきます。
荒彫りした形の上に、鉛筆で線を引き直す彫刻師
III · 小彫り一つひとつの要素を整えて肉付けし、構図全体が十分な奥行きをもって立ち上がるまで彫り進めます。
松の枝の浮き彫りを小刀で整える彫刻師
IV · 仕上げ彫り最後のノミで、あらゆる面に肌合いを与えます。仕上がった作品は撮影し、お客様にご確認いただきます。
作業台で、完成した松の彫刻欄間の向こうに座る彫刻師。欄間の手前にはノミが並ぶ
V · 完成彫刻師の作業台に置かれた、完成した欄間。
和室の鴨居の上に納められた一対の彫刻欄間
設置後ある住まいの和室で、鴨居の上に納まった一対の欄間。
年配の男性が見守るなか、和室の鴨居の上に彫刻欄間をはめ込む2人の男性
国内の住宅に、完成した欄間を取り付けているところ。

05

納品

彫りが仕上がったら、細部まで写した写真をお送りし、ご確認いただきます。その後、作品は職人の手で丁寧に梱包され、美術品専門の輸送業者により保険付きで輸送されます。関税の納付まで済ませたうえで、作品証明書とともにご指定の場所までお届けします。必要に応じて、取り付けのお手伝いもいたします。

斜めから見た、完成した彫刻の細部

ご依頼にあたって

制作費に含まれるもの
図案、彫刻、仕上げ、梱包、保険付きの輸送(関税・輸入諸税の納付を含む)、作品証明書。取り付けはご要望に応じて手配し、別途お見積もりとなります。
お支払い
お支払いは制作の進行に合わせた段階払いで、その内容は提案書に記載します。
制作期間
作品はすべて手彫りのため、制作期間は大きさや細部の密度によって異なります。提案書で目安をお示しし、制作中も随時ご報告します。

可能性

「木であれば、何でも彫れる」

井波の彫刻師たちは、そう言います。井波彫刻を決めるのは題材ではなく、技なのです。

戸口の上の欄間、壁を飾る彫刻パネル、彫刻作品、衝立、看板、シャンデリア、記念の品――決まった品目はありません。職人たちは、ご依頼が求めるどのようなかたちにも想像力を広げていきます。限りがあるとすれば、それはお客様とともに定めるものだけです。

制作事例

額装された彫刻パネル。富士山と桜の隣に、ゴールデンゲートブリッジとホワイトハウス

《日米の架け橋》

三代南部白雲 · 2025年 · Poiesisが米国巡回展のために依頼

2025年の米国巡回展のために、Poiesisは日本とアメリカをひとつの構図に収める一枚のパネルを依頼しました。制作は、ほかのどのご依頼とも同じ道筋をたどりました。対話、最初のメモとスケッチ、原寸下絵、そして彫り。

スケッチから彫刻まで、制作の歩みをたどる
藤のシャンデリアを見上げた眺め。光を放つ彫刻の冠から、花びらとガラス玉が下がる

藤の間

三代南部白雲と白雲工房 · 藤井組本社(富山)

ある建設会社の新社屋のエントランスホールのために、社名に含まれる藤の花をシャンデリアとして彫りました。光を囲む1,000枚を超える彫刻の花びら。そのあいだには、12匹の虫の彫刻が隠れています。

藤の間を詳しく見る

はじまりのヒント

ご依頼のアイデア

ご依頼の多くは、ある場所、ある人、心に留めておきたい日といった、ごく個人的なことから始まります。そのきっかけになりそうな例を、実在の作品とともにいくつかご紹介します。

暗い背景に浮かぶ、透かし彫りのホワイトハウスとゴールデンゲートブリッジ

ふたつの国をつなぐ旅

家族が後にした国と、新たな故郷となった国を、一枚のパネルに。記念日や結婚に、あるいは次の世代へ。

《日米の架け橋》(部分)。三代南部白雲、2025年、Poiesisの依頼により制作。

彫刻の巣で、ひなに餌を与える親ツバメ

その土地の鳥たち

海辺や山あいの家に。窓から見える鳥や木々、花々を、パネルや鏡の額、戸口の彫刻に。

藤井組本社(南砺市)の玄関上のツバメ。三代南部白雲と白雲工房。

片方の前足を挙げた、三毛の招き猫の彫刻

あなただけのしるし

家紋、家の名、愛する動物。ともに暮らす人にとって意味のあるしるしを。

福を招く招き猫。藤井組本社のオフィスに。三代南部白雲と白雲工房。

一対の下絵の一枚目。月下の城、獅子のいる祭りの行列、神社の門

故郷を木に刻む

城、祭り、近所の神社。育った土地の風景を、いま暮らす家のために彫ります。

名古屋を題材にした一対の欄間の原寸下絵のひとつ。故郷を彫刻に残したいというご依頼主のために。

富山の藤井組本社、ガラス扉の脇のウォールナット張りの壁にとまるヤモリの彫刻

静かな部屋に、ひとつ

彫刻は、飾り立てた部屋を必要としません。無地の壁にひとつ、扉の脇にヤモリ、鏡のまわりに額。静かな空間に、じっと見入るものが生まれます。

「家守」とも書くヤモリ。藤井組本社、ウォールナット張りの壁に。三代南部白雲と白雲工房。

《幸ふくらむ》。ふきのとうをかたどった欅の木彫の器

節目の贈り物に

結婚や記念日、誕生のお祝いに。箱や器、小さなパネルを、その日のために。

《幸ふくらむ》。谷口信夫による欅の木彫の器。

あなたのアイデア

思い描いているもの、そしてそれを置きたい場所をお聞かせください。彫刻師と相談のうえ、通常数日以内に私たちからご返信します。

いただいたアイデアは、すべて私たちが拝読します。

工房から

職人自身の言葉で語る、制作の過程

この短い映像では、井波の熟練の彫刻師が、下絵と木材から、彫り、仕上げへと、作品ができあがっていく過程を語ります。

富山・井波

あなたのための、井波の一点

世界屈指の木彫刻を、ご自宅に。この技に生涯を捧げてきた手が、ただお一人のために彫る作品は、数百年の歴史を、あなたが暮らす部屋へと運びます。

ご相談をはじめる

個人のご依頼

思い描くものを、かたちに

どのご依頼も対話から始まり、ほかのどこにもない一点の作品となって実を結びます。

Poiesisは、お客様と井波の彫刻師をおつなぎし、オリジナルの作品をともにつくり上げます。ご自宅のために、コレクションのために、あるいは大切な節目のために。

作業台で欄間を彫る彫刻師。材の傍らには和紙に描いた原寸下絵
一対の下絵の一枚目。月下の城、獅子のいる祭りの行列、神社の門一対の下絵の二枚目。石灯籠の立つ神社、老松、海
個人のご依頼による一対の欄間の原寸下絵。故郷を彫刻に込めたいという依頼主のために描かれた、名古屋の情景です。

制作の流れ

ご依頼から完成まで

井波の彫刻師は250年以上にわたり、注文を受けて彫刻を手がけてきました。はじめは寺社のために、そしてこの100年ほどは、個人の住まいをはじめとするさまざまな場のために。どのご依頼も、その作品を手にする方を中心に組み立てられます。彫刻師は丁寧な対話を重ねてお客様の思い描くものを引き出し、それを木に刻んでいきます。作品は一つひとつ異なるため、以下の五つの段階はあくまで目安で、ご依頼ごとに形を変えます。最初のご相談から作品がお手元に届く日まで、私たちはお客様と彫刻師のそばに付き添います。

これまでのご依頼から

名古屋出身の依頼主のために、故郷を彫った一対の欄間を。

漬物店のために、野菜の欄間を。

社名が「藤」の字で始まる会社のために、藤を。

菓子店のために、音の鳴る彫刻を。

  1. 井波の工房の前で語り合う二人の彫刻師01ご相談
  2. 工房での岩倉綾泉02ご提案
  3. 松の枝を描いた長い和紙の下絵を、木材の上に広げる彫刻師03下絵
  4. 長い木材に、槌でノミを打ち込む彫刻師04彫刻
  5. 和室の欄間の開口部に、彫刻欄間をはめ込む二人の男性05納品
井波の工房の前で話す二人の職人

01

ご相談

すべての作品はここから始まります。だからこそ、時間を惜しみません。出発点はどこからでもかまいません。お手元の絵からでも、作品を迎えたい部屋からでも、あるいは「こんなものがあれば」という漠然とした思いからでも。空間のこと、そこで過ごす人々のこと、そして作品に託したいもの――物語、記念すべき機会、お客様にとっての特別な意味――について、じっくりとお話を伺います。写真や寸法、着想のもとになるものがあれば、どうぞお寄せください。かたち、大きさ、木材、題材について何ができるのか、そしてそれにふさわしいご予算はどのくらいか、ご一緒に探っていきます。

井波の彫刻師、石原良定。

02

ご提案

作風がお客様のプロジェクトに最もふさわしい彫刻師に、伺った内容をすべてお伝えします。その考えをもとに、作品の内容、寸法と木材、担当する彫刻師、制作期間の目安、制作費をまとめた提案書をお作りします。契約書へのご署名と着手金のお支払いをもってご依頼が確定し、彫刻師が下絵に取りかかります。

工房での岩倉綾泉のポートレート
井波の彫刻師、岩倉綾泉。

03

下絵

まず、彫刻師が最初の下絵をお送りします。いただいたご意見をもとに、私たちが間に立ってお客様と彫刻師のやりとりを重ね、図案を練り上げていきます。やりとりの回数は、提案書で取り決めた範囲です。最終的な下絵をご承認いただいた時点で、彫りに入ります。

《日米の架け橋》のための最初のメモとスケッチ、そして下絵の素案。

寸法とモチーフの一覧を書き込んだ手書きのメモと、その下に描かれた構図のラフスケッチ 鉛筆の下絵。富士山、桜、ゴールデンゲートブリッジ、ホワイトハウス、鷲
題名と落款の入った、和紙の最終下絵

最終下絵

紙の上で承認を得てから、木に写されます。

三代南部白雲による《日米の架け橋》の最終下絵。和紙に描かれ、署名と2025年8月の日付が入っています。

04

彫刻

作品は、井波にある彫刻師の工房で、すべて手で彫られます。作業台に揃うノミは300本を超えます。制作の進行に合わせて写真と経過をお知らせし、制作期間の長いご依頼では少なくとも月に一度お送りします。

荒彫りの段階にある材の上に置かれた道具。木にはまだ下絵の線が残っています。

木塊の上に置かれた槌とノミ。最初の彫り跡のまわりに、下絵の線が木に写されている

荒彫りから仕上げまで

承認された下絵をもとに構図を材に写し、大まかな輪郭から最後の仕上げ面まで、段階を追って彫り進めます。ひと彫りひと彫りに、やり直しはききません。作品がかたちになっていくあいだ、お送りする写真でご覧いただくのは、次のような段階です。

松の枝を描いた長い和紙の下絵を、木材の上に広げる彫刻師
I · 転写承認された下絵を材の上に重ね、その線を木に写し取ります。
長い木材に、槌でノミを打ち込む彫刻師
II · 荒彫り木の大部分を彫り落とし、主要な形と奥行きを決めていきます。
荒彫りした形の上に、鉛筆で線を引き直す彫刻師
III · 小彫り一つひとつの要素を整えて肉付けし、構図全体が十分な奥行きをもって立ち上がるまで彫り進めます。
松の枝の浮き彫りを小刀で整える彫刻師
IV · 仕上げ彫り最後のノミで、あらゆる面に肌合いを与えます。仕上がった作品は撮影し、お客様にご確認いただきます。
作業台で、完成した松の彫刻欄間の向こうに座る彫刻師。欄間の手前にはノミが並ぶ
V · 完成彫刻師の作業台に置かれた、完成した欄間。
和室の鴨居の上に納められた一対の彫刻欄間
設置後ある住まいの和室で、鴨居の上に納まった一対の欄間。
年配の男性が見守るなか、和室の鴨居の上に彫刻欄間をはめ込む2人の男性
国内の住宅に、完成した欄間を取り付けているところ。

05

納品

彫りが仕上がったら、細部まで写した写真をお送りし、ご確認いただきます。その後、作品は職人の手で丁寧に梱包され、美術品専門の輸送業者により保険付きで輸送されます。関税の納付まで済ませたうえで、作品証明書とともにご指定の場所までお届けします。必要に応じて、取り付けのお手伝いもいたします。

斜めから見た、完成した彫刻の細部

ご依頼にあたって

制作費に含まれるもの
図案、彫刻、仕上げ、梱包、保険付きの輸送(関税・輸入諸税の納付を含む)、作品証明書。取り付けはご要望に応じて手配し、別途お見積もりとなります。
お支払い
お支払いは制作の進行に合わせた段階払いで、その内容は提案書に記載します。
制作期間
作品はすべて手彫りのため、制作期間は大きさや細部の密度によって異なります。提案書で目安をお示しし、制作中も随時ご報告します。

可能性

「木であれば、何でも彫れる」

井波の彫刻師たちは、そう言います。井波彫刻を決めるのは題材ではなく、技なのです。

戸口の上の欄間、壁を飾る彫刻パネル、彫刻作品、衝立、看板、シャンデリア、記念の品――決まった品目はありません。職人たちは、ご依頼が求めるどのようなかたちにも想像力を広げていきます。限りがあるとすれば、それはお客様とともに定めるものだけです。

制作事例

額装された彫刻パネル。富士山と桜の隣に、ゴールデンゲートブリッジとホワイトハウス

《日米の架け橋》

三代南部白雲 · 2025年 · Poiesisが米国巡回展のために依頼

2025年の米国巡回展のために、Poiesisは日本とアメリカをひとつの構図に収める一枚のパネルを依頼しました。制作は、ほかのどのご依頼とも同じ道筋をたどりました。対話、最初のメモとスケッチ、原寸下絵、そして彫り。

スケッチから彫刻まで、制作の歩みをたどる
藤のシャンデリアを見上げた眺め。光を放つ彫刻の冠から、花びらとガラス玉が下がる

藤の間

三代南部白雲と白雲工房 · 藤井組本社(富山)

ある建設会社の新社屋のエントランスホールのために、社名に含まれる藤の花をシャンデリアとして彫りました。光を囲む1,000枚を超える彫刻の花びら。そのあいだには、12匹の虫の彫刻が隠れています。

藤の間を詳しく見る

はじまりのヒント

ご依頼のアイデア

ご依頼の多くは、ある場所、ある人、心に留めておきたい日といった、ごく個人的なことから始まります。そのきっかけになりそうな例を、実在の作品とともにいくつかご紹介します。

暗い背景に浮かぶ、透かし彫りのホワイトハウスとゴールデンゲートブリッジ

ふたつの国をつなぐ旅

家族が後にした国と、新たな故郷となった国を、一枚のパネルに。記念日や結婚に、あるいは次の世代へ。

《日米の架け橋》(部分)。三代南部白雲、2025年、Poiesisの依頼により制作。

彫刻の巣で、ひなに餌を与える親ツバメ

その土地の鳥たち

海辺や山あいの家に。窓から見える鳥や木々、花々を、パネルや鏡の額、戸口の彫刻に。

藤井組本社(南砺市)の玄関上のツバメ。三代南部白雲と白雲工房。

片方の前足を挙げた、三毛の招き猫の彫刻

あなただけのしるし

家紋、家の名、愛する動物。ともに暮らす人にとって意味のあるしるしを。

福を招く招き猫。藤井組本社のオフィスに。三代南部白雲と白雲工房。

一対の下絵の一枚目。月下の城、獅子のいる祭りの行列、神社の門

故郷を木に刻む

城、祭り、近所の神社。育った土地の風景を、いま暮らす家のために彫ります。

名古屋を題材にした一対の欄間の原寸下絵のひとつ。故郷を彫刻に残したいというご依頼主のために。

富山の藤井組本社、ガラス扉の脇のウォールナット張りの壁にとまるヤモリの彫刻

静かな部屋に、ひとつ

彫刻は、飾り立てた部屋を必要としません。無地の壁にひとつ、扉の脇にヤモリ、鏡のまわりに額。静かな空間に、じっと見入るものが生まれます。

「家守」とも書くヤモリ。藤井組本社、ウォールナット張りの壁に。三代南部白雲と白雲工房。

《幸ふくらむ》。ふきのとうをかたどった欅の木彫の器

節目の贈り物に

結婚や記念日、誕生のお祝いに。箱や器、小さなパネルを、その日のために。

《幸ふくらむ》。谷口信夫による欅の木彫の器。

あなたのアイデア

思い描いているもの、そしてそれを置きたい場所をお聞かせください。彫刻師と相談のうえ、通常数日以内に私たちからご返信します。

いただいたアイデアは、すべて私たちが拝読します。

工房から

職人自身の言葉で語る、制作の過程

この短い映像では、井波の熟練の彫刻師が、下絵と木材から、彫り、仕上げへと、作品ができあがっていく過程を語ります。

富山・井波

あなたのための、井波の一点

世界屈指の木彫刻を、ご自宅に。この技に生涯を捧げてきた手が、ただお一人のために彫る作品は、数百年の歴史を、あなたが暮らす部屋へと運びます。

ご相談をはじめる