1390
門前町のはじまり
瑞泉寺は1390年、本願寺第5代綽如上人によって、京都の本願寺の別院として創建されました。創建当初から、富山の山あいにあるこの町は都と結ばれ、京都の文化がいち早く井波にもたらされました。その後、本願寺第8代蓮如上人の北陸布教によって瑞泉寺は急速に寺勢を広げ、勝興寺と並んで、越中における浄土真宗の二大拠点の一つとなりました。
町は寺の門前に開けました。信仰の中心である瑞泉寺のまわりには人々が集まり、壮大な木造の堂宇を建て、守り続ける務めが、宮大工が井波に根を下ろす礎となったのです。彼らの腕はほどなく瑞泉寺を越え、地域各地の寺社でも振るわれるようになります。やがて大工の家々は町に仕事場を構え、大規模な木造建築を建てるための知識と、新たな仕事を呼び込む人とのつながりとを、ともに受け継いでいきました。






















































